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「第2回小水力発電アイデアコンテスト」を開催します。

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  • 2012年4月11日 11:00
  • お知らせ

 NPO法人 地域再生機構や高等専門学校、いなべ市ならびに同市の住民代表、株式会社デンソーなどで構成する小水力発電アイデアコンテスト実行委員会(以下、実行委員会)は、三重県いなべ市大安町で「2012年度 第2回小水力発電アイデアコンテスト」を開催します。

 このコンテストは高等専門学校生を対象としたもので、小水力発電設備の企画から設計・製作・設置までを行い、発電効率や発電した電力の用途、独自性などを競います。

 今回は、東海・北陸地方にある高等専門学校9校が参加します。コンテストの概要説明会を4月から5月にかけて各校で行った後、6月にコンテスト会場となるいなべ市大安町で合宿を行い、現地調査や地域住民との交流などを行います。その後、発電設備の設計・制作などを行い、2013年3月に発表会を行います。

 自然エネルギーを活用して電力を作る小水力発電は、二酸化炭素を排出しないだけでなく、ダムや大規模な水源などを必要としないため、環境にかかる負荷が少ない発電手段です。小さな水源があれば比較的簡単な工事で設置可能なため、中小河川や農業用水路のほか、上下水道などでも使用可能で、更なる活用が期待されています。今回はこうした小水力発電を使って高専生にモノづくりへの理解を深めてもらうと共に、地域住民とのコミュニケーションを通じて生活に役立つ発電設備を作り、地域に貢献することを目指しています。
 

 なお、小水力アイデアコンテストの開催は今年が2回目で、第1回コンテストは2011年の4月から2012年の3月にかけて岐阜県郡上市で開催されました。

 当コンテストには実行委員会の構成メンバーでもある株式会社デンソーが特別協賛しており、同社製の自動車用の発電機(オルタネーター)を提供します。また、同社社員ならびに、同社のグループ会社である株式会社日本自動車部品総合研究所の社員を講師として各校に派遣し、技術サポートを行います。

 コンテストの概要は以下の通りです。

<小水力発電アイデアコンテスト概要>

 

1.名称
  2012年度 第2回小水力発電アイデアコンテスト

 

2.スケジュール  
 
2012年4月~5月 コンテスト概要説明会 参加各高専
     6月    合宿(22日~24日) 三重県いなべ市

2013年1月~2月 作品設置 〃
     3月    発表会・審査 〃

 

3.参加校

 岐阜工業高等専門学校、鈴鹿工業高等専門学校、富山高等専門学校、豊田工業高等専門学校、石川工業高等専門学校、金沢工業高等専門学校、鳥羽商船高等専門学校、福井工業高等専門学校、沼津工業高等専門学校

  コンテストは上記9校にて競われますが、株式会社デンソー技研センターとデンソートリム株式会社がオープン参加を予定しています。

 

4.制作内容・条件

  ・地域の要望を踏まえ、生活の中で利用できる発電設備であること
  ・発電方法は水力に限定し、発電には実行委員会が提供した発電機(オルタネーター)を使用すること

 

5.主催

  小水力発電アイデアコンテスト実行委員会

 

6.後援(予定)

  独立行政法人国立高等専門学校機構、三重県、全国小水力利用推進協議会、岐阜県・富山県小水力利用推進協議会

 

7.特別協賛

  株式会社デンソー

 

8.協賛(予定)

  株式会社日本自動車部品総合研究所、いなべ市

 

<小水力発電アイデアコンテスト実行委員会について>

 小水力発電アイデアコンテスト実行委員会は、当コンテストの運営・管理のために結成された組織で、NPO法人地域再生機構、コンテストに参加する高等専門学校、いなべ市、いなべ市住民代表、株式会社デンソーがメンバーとして参加しています。

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